有機野菜の美味しさの秘密を紹介します。
有機野菜と書かれていない野菜が安全ではないとか美味しくないという訳ではないのですが、有機野菜以上に栽培に気を遣って育てている農家の方でも認定を取らない方が多いようです。それはお金と労力がかかるためです。お金は申請した年だけでなく、1年に1回は支払っていかなければなりません。それは毎年検査が行われ、有機栽培の要素を満たしているかどうかがチェックされるためです。1ヘクタール当たりの価格は格安なものから数十万円する場合もあるのです。
有機野菜として認めてもらうためには栽培履歴を付ける必要があります。1種類の野菜だけを作るのであれば栽培履歴も簡単に付けられるかも知れませんが、多くの農家が数種類から数十種類の野菜を作っています。1つの野菜で種まきから収穫までには10工程もの栽培履歴があり、収穫を10回に分けて行ったり種まきを5回に分けて行うなどすれば1000回以上もの履歴が必要になる場合もあるのです。手間がかかりすぎて認定を諦める方も多いのです。
農家さんたちは毎日畑で農作業をしている訳ではありません。注文の分を収穫したり、生長の早い野菜を見て種まきを追加したり、追肥をしたり、色々なことをちょこちょことやっている間にも次の注文が入ったりと農作業は半分も進まない時もあります。有機野菜として収穫したものとそうでないものが混ざらないようにコンテナで分ければその分費用は嵩みます。そういった理由から少量多品種の農家さんの多くが有機認定以上の野菜作りをしているのに認定は受けていない状況があるのです。
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