有機野菜の落とし穴について説明します。
有機野菜は健康な土の元で作られた野菜のことを言います。健康な土と一口に言っても様々な条件が設けられていて、その条件をクリアして認定を受けたものだけが有機野菜と呼ばれます。農薬や化学肥料を使わないことはもちろん、土作りの基礎から徹底して管理され、栽培されるのです。その理由として野菜は土から栄養をもらっているためです。つまり、土の栄養が野菜を食べた私たちの体にそのまま取り込まれるのです。
畑には様々な生き物がいます。その生き物は全て畑の栄養を作るために働いているのです。例えば、ミミズは土に隙間を作り空気を通してくれます。また、1年で30リットル近くもの土を食べて有機物を取り込み、排泄物は微生物のえさになっています。ここにも小さな生態系があるのです。その栄養が全て有機野菜の栄養になります。栄養をたくさん取っている方は元気で病気知らずですが、土にも同じことが言えるのです。そして元気な土で出来た野菜は元気になります。
私たちの体の中にも微生物がいます。大腸菌やビフィズス菌などなくてはならない存在で、私たちの健康を保つために役立ってくれています。これらの微生物は有機野菜を食べることによって体に取り込まれるものもいます。化学肥料や農薬は土の中の微生物や生き物に影響を与えてしまいます。つまり、土壌の悪いところで育った野菜を口にすれば私たちの体にも悪影響が出る可能性があるのです。また、せっかくの微生物も死んでしまう可能性もあります。
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